
玄関の小さな段差や自転車の押し上げがつらい…
そんなときに役立つのが、手軽に作れるスロープです。
特に100均で作るスロープのDIYは簡単なアイデアが多く、材料もそろえやすいので、初めてでも短時間で完成できますよ。
この記事では、100均でそろえられる材料や作り方の手順、設置時のポイントをわかりやすく紹介しますね。
さらに、用途や設置場所に合わせて長く使えるための工夫や、より便利に活用するアイデアもお伝えしますよ。
まずは、100均の材料で作れる基本のスロープづくりから見ていきましょう。
100均でスロープのDIYを簡単に自作する方法
室内や軽い荷物用であれば、100均商品を使った簡単なDIYで十分実用的なスロープが作れます。
ジョイントマットやスポンジシートなど、加工しやすく軽量な素材を使えば、低コストで短時間に仕上げられるのが魅力ですよ。
作り方はとてもシンプルなので、初めてでも短時間で完成します。
必要材料と売り場
私が室内用スロープを作ったときに使ったのは、ジョイントマット・スポンジシート・滑り止めシート・クッションゴムです。
売り場は「インテリアマット」「DIY資材コーナー」「滑り止め用品」周辺が目印ですよ。
ダイソーネットストアでは床用マット類は確認できますが、屋外用段差プレートは掲載されていません。
ジョイントマット活用手順
段差の高さを測り、高さ×12を目安に奥行を決めます。
ジョイントマットを台形にカットし、厚みを変えながら重ねて緩やかな勾配を作ります。
仕上げに滑り止めシートを貼り、床には弱粘着テープで固定すると安定します。

スポンジシートやMDF板の代替案
スポンジシートは柔らかく軽量で、カッターやハサミで簡単に加工できます。
室内の小段差や緩衝材として手軽に使える素材ですよ。
MDF板は木材を繊維状にして固めた板で、表面が平滑で加工しやすく安価です。ただし水に弱いため、屋外には向きません。
どちらも加工性に優れていますが、設置環境や耐久性を考えて選びましょう。

固定と滑り止めのコツ
固定は弱粘着の両面テープや滑り止めマットを組み合わせると原状回復が容易です。
接触面積を広く取り、ズレを防止することで安全性が高まりますよ。
掃除ロボを通す場合は段差部分をフラットに整えるとスムーズです。

屋外で自転車に使える段差プレートはある?
ダイソーなどの100均では、屋外で使える完成品の段差プレートは販売されていません。
ただし、複数の材料を組み合わせれば、自転車や荷物運搬に使えるスロープを自作することは可能です。
ポイントは、耐久性と滑り止め性能を確保することです。
必要な材料と組み合わせ方
100均で入手できるスポンジシートや人工芝マットは、衝撃吸収や滑り止めに活用できます。
これらを下地にして、ホームセンターで販売されている合板やゴム板を上に重ねると、強度と耐水性が向上しますよ。
屋外での使用を想定し、耐水性の強力両面テープや屋外用ビスでしっかり固定しましょう。
自作スロープのメリットと注意点
自作ならサイズや形状を自由に調整でき、市販の段差プレートより安く作れるのが魅力です。
ただし、屋外では雨や紫外線による劣化が避けられないため、定期的な点検と補修が必要ですよ。
長期間の使用を考える場合は、ゴム製の市販段差プレートに切り替えることも検討しましょう。
スロープの勾配と安全基準
国交省の基準では勾配は1/12以下(段差16cm以下は1/8以下)が推奨されています。
長いスロープは踊り場を設けて安全性を高め、幅も余裕を持たせましょう。
勾配の計算方法
高さ3cmなら長さ36cm、高さ8cmなら長さ96cmが目安です。
これより急な角度は滑走や転倒の原因になりますよ。
段鼻部分は面取りしてスムーズに移動できるようにします。
幅と安全性
自転車ならタイヤ幅+左右5cm以上、車椅子なら規定幅以上を確保してください。
滑り止め加工を施すと雨の日でも安心ですね。
安全面は最優先で設計しましょう。
まとめ
室内の小段差用スロープなら100均で簡単にDIYが可能です。
屋外や自転車用途は100均素材だけでは難しいですが、一部をホームセンターなどで補えばDIYで作れますよ。
市販品より安くなる場合もあり、サイズや仕様を自由に決められるのがDIYの魅力ですね。
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