「発泡スチロール、かさばるし捨てにくい…」と感じたことはありませんか?
実は100均アイテムだけで発泡スチロールを簡単に溶かす方法があるんです。
アセトン入り除光液を使えば、お湯やドライヤーよりもスッキリ小さくできます。
この記事では、次の内容をまとめました。
- 発泡スチロールを溶かす100均グッズ
- お湯やレモンで発泡スチロールは溶ける?
- 発泡スチロールの処分や再利用の注意点
100均アイテムで発泡スチロールを溶かす正しい知識を知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。
\溶解力 抜群◎/
アセトン100%の除光液
発泡スチロールを溶かす100均グッズとは?
発泡スチロールを溶かしたいとき、いちばん手軽に試せるのが「アセトン入り除光液」です。
しかも100均で買えるので、特別な道具も費用もかかりません。
この記事では、100均で揃うグッズの中でも、特におすすめの除光液や選び方を詳しく解説していきます。
作業時の注意点も含めてご紹介するので、初めての方も安心して取り組めますよ。
アセトン入り除光液が一番かんたん
発泡スチロールを溶かす方法の中で、もっとも簡単で身近なのが「アセトン入り除光液」を使う方法です。
100均で売っている除光液の中には、アセトンという有機溶剤が含まれているものがあります。
このアセトンが、発泡スチロールの主成分であるポリスチレンを化学的に分解してドロドロに溶かしてくれるんです。
私も初めて試したとき、少量の除光液に小さくちぎった発泡スチロールを入れるだけで、一瞬で溶けたのを見て驚きました。
しかも火を使わないので安全性が高く、外作業さえ守れば小学生の夏休みの実験にも使えそうなくらい簡単です。
「とにかく手軽に発泡スチロールを溶かしたい」という方は、まずアセトン入り除光液から試してみるのが正解ですよ。
成分表示の見方
アセトン入りの除光液を見つけるコツは、「成分表示」をしっかり確認することです。
パッケージの裏側や側面に「成分:アセトン、エタノール…」のような記載があります。
この中に「アセトン(Acetone)」と明記されていればOK。
反対に「ノンアセトン」や「アセトンフリー」と書かれているものは、発泡スチロールを溶かす効果がありません。
100均には複数種類の除光液が並んでいることがあるので、見た目だけで選ばず、必ずラベルをチェックしましょう。
私も最初は見落として失敗したことがありますが、よく見ると「アセトン入り」は白ラベルに黒文字など比較的シンプルなパッケージが多い印象です。
成分確認さえできれば、どの店舗でも迷わず選べますよ。
ダイソー・セリアの除光液はこれ!
ダイソーやセリアで購入できる除光液にも、アセトン入りタイプがあります。
特にダイソーでは、「除光液(アセトン入り)」というそのままの名前で販売されていることが多く、手芸コーナーやコスメ売り場に置かれていることが多いです。
セリアの場合も、ボトルに「アセトン」と明記された商品が見つかりますが、店舗によっては置いていないこともあるので注意してください。
なお、売り場が分からないときは、店員さんに「アセトン入りの除光液はありますか?」と聞くのが一番早いです。
店舗によってパッケージが変わることもあるので、最終的には成分表示を信じるのが確実です。
ダイソーやセリアで見つからなかった場合は、後述するAmazonや楽天でも手軽に入手できますよ。
発泡スチロールを溶かすおすすめ除光液3選
ダイソーやセリアでアセトン入り除光液が見つからなかったときは、Amazonや楽天で探すのが便利です。
成分さえしっかり確認すれば、100均以外の市販品でも発泡スチロールを安全に溶かせます。
ノンアセトンタイプでは発泡スチロールはまったく溶けないので、アセトンがしっかり配合されている商品を以下でご紹介します。
【1】pa(ピーエー) アセトンリムーバー rem02
アセトン100%使用の通常より強力な除光液。
ニオイがやや強めですが溶解力は抜群です。
【2】KATE(ケイト) ネイルカラーリムーバーN
コスメブランドの中ではめずらしくアセトン配合。
安くて大容量なのでコスパ◎です。
【3】【ノズル付き】 acetone 4L ネイルリムーバー (アセトンオンリー)
本格的に使いたい方や大量処理に向けて、濃度の高い工業用アセトンも選択肢に入ります。
単価でいうと、100均の除光液と同じくらいか少し安いです。
発泡スチロールの溶かし方【100均でOK】
アセトン入り除光液を使えば、発泡スチロールを100均グッズだけで簡単に溶かすことができます。
ここでは、実際に私がやってみたときの流れをもとに、用意するものから作業手順、安全対策までを詳しく紹介します。
準備さえ整えば、小学生の自由研究にも使えるくらいお手軽です。
用意するもの
発泡スチロールを100均アイテムで溶かすために必要なのは、たったの5つです。
しかもすべてダイソーやセリアなどの100円ショップで揃います。
私は最初、家にあった空き瓶とコンビニの割りばしを使いましたが、それでも問題なく溶けました。
とはいえ、アセトンは揮発性・引火性が高いので、事前の準備と対策はしっかり行いましょう。
溶かす手順
実際に発泡スチロールを溶かす方法はとても簡単です。
以下のステップで、誰でもスムーズに作業できますよ。
- 屋外や換気の良い場所に道具を用意する
- 容器にアセトン入り除光液を少量注ぐ(5〜10ml程度でOK)
- 発泡スチロールを小さくちぎって、少しずつ液に入れる
- 割りばしやヘラでかき混ぜながら、ゆっくり溶かしていく
すぐに発泡スチロールがしゅわしゅわと崩れていき、数秒でドロドロの樹脂状になります。
この感覚がちょっと気持ちよくて、私も最初は何度も繰り返してしまいました(笑)
ポイントは、一度に入れすぎないこと。
液体の量に対して発泡スチロールを少量ずつ加えるのがコツです。
安全のための注意点
発泡スチロールを100均グッズで溶かす作業は簡単ですが、安全面での注意もとても大切です。
特にアセトンは揮発性・引火性が高いため、以下の点に必ず気をつけてください。
私は作業後にうっかり放置してしまい、部屋にアセトン臭がこもってしまったことがあります…。
作業後の片付けや換気まで気を抜かないようにしましょう。
安全に取り扱えば、お子さんと一緒に実験感覚で楽しめる良い学びの機会にもなりますよ。
お湯・レモン・ドライヤーで発泡スチロールは溶ける?
アセトン入り除光液が手に入らないとき、「お湯やドライヤー、レモンなどで代用できないかな?」と考える方も多いと思います。
ここでは、実際に試してみた人の体験や原理をもとに、それぞれの方法の効果をわかりやすくまとめました。
「100均で揃うもので、できるだけ安全に試したい」という方の参考になる内容です。
お湯では溶けないけど縮む
発泡スチロールをお湯で「溶かす」ことはできませんが、「縮ませる」ことはできます。
お湯をかけると、空気をたっぷり含んだ発泡スチロール内部の構造が壊れ、みるみる小さくなるんです。
私も試してみたところ、沸騰したお湯を注いで10秒ほどで体積が半分以下になりました。
ただし、お湯に入れてもドロドロにはならず、形が崩れていくイメージに近いです。
【注意点】
・熱湯を使うのでやけどに注意
・湯気で手元が見えにくくなるため慎重に作業
・容器は耐熱性のあるボウルや鍋がおすすめ
アセトンほど劇的ではありませんが、「かさを減らしたい」「小さくして捨てたい」という目的には十分使えますよ。
レモンは意味ない?
「レモン汁で発泡スチロールが溶ける」という噂を聞いたことがあるかもしれませんが、結論からいうと効果はありません。
レモンに含まれるクエン酸には強い溶解力はなく、ポリスチレンを分解することもできません。
私も半信半疑でレモン汁をたっぷりかけてみましたが、まったく変化はありませんでした。
多少ぬるっとするだけで、溶ける・縮むといった反応は起きません。
一部の動画や記事では、レモンで変化があったように見える場合もありますが、多くはアセトンなど別の液体を混ぜたケースだったり、実験の条件が異なることが多いです。
レモンだけでは発泡スチロールを溶かすことはできないというのが、現実的な結論です。
ドライヤー・ヒートガンの使い方
ドライヤーやヒートガンの熱を使って、発泡スチロールを小さくすることは可能です。
直接溶けるわけではありませんが、加熱することで発泡部分が崩れ、かなり縮みます。
ドライヤーでも根気よく熱風を当てれば変形していきますが、パワーが弱いため時間がかかります。
一方、ヒートガンは高温になるので、短時間で効果が出やすいです。
【使い方のコツ】
・風を一点に集中させず、全体にまんべんなく当てる
・焦がさないよう、少し離れた位置から熱を加える
・風で軽い発泡スチロールが飛ばないよう重しや囲いがあると便利
私もヒートガンで試しましたが、1分ほどで厚みが半分になり、見た目もぐにゃっと変形しました。
ただし焦げやニオイが気になるので、屋外での作業がおすすめです。
お湯よりもパワーがあり、アセトンを使いたくない方には選択肢のひとつになりますよ。
溶かした発泡スチロールの使い道と捨て方
発泡スチロールを100均アイテムで溶かしたあとは、そのまま捨ててしまうのはもったいないかもしれません。
実はこの「溶けたあと」にも、再利用できるアイデアや注意すべき処分方法があります。
ここでは、私自身が試して感じたことも交えながら、再利用の方法・固め方・正しい捨て方についてまとめました。
環境にもやさしく、ちょっとしたDIYにも使えるかもしれませんよ。
再利用する方法
溶かした発泡スチロールは、再利用することができます。
特にアセトンで溶かした場合は、ドロッとした粘土のような樹脂状になるのが特徴です。
この性質を活かして、ちょっとした接着剤代わりに使う人もいます。
たとえば…
- 紙や木材のすき間埋めに塗って乾かす
- 模型やミニチュア制作の造形材として活用
- 梱包材の補修に使って強度アップ
私も一度、木箱のヒビ補修に使ってみたことがありますが、意外としっかり固まってくれました。
ただし、完全に乾くまでは強いニオイが残るため、室内での作業は避けるのがベターです。
乾燥後は軽量プラスチックのような質感になるので、上から塗装も可能ですよ。
固めて使うアイデア
溶かした発泡スチロールは、「型に流して固める」といった応用もできます。
この方法は、自由研究やDIY好きな方にとってかなり面白い活用法です。
使い方は簡単で、以下のように進めます。
- 牛乳パックや紙コップに、溶かした発泡スチロールを流し入れる
- 表面を割りばしなどでならす
- 数時間〜1日ほど放置して自然乾燥(ニオイに注意)
- 完全に固まったら、型をはがすだけ
これで、小物トレイや文鎮、ちょっとした工作パーツが作れます。
子どもと一緒に楽しむ工作としても使えるので、「安全に取り扱える環境」であればチャレンジする価値アリですよ。
ただし、火気厳禁と換気は忘れずに。
捨て方の注意点
発泡スチロールを100均グッズで溶かしたあとの処分には注意が必要です。
そのまま液体状のまま流すと、排水管が詰まる恐れや環境への悪影響も考えられます。
処分方法としては以下の手順が安全です。
- まず新聞紙や不要な布にしみこませて、完全に乾燥させる
- 乾いた状態で「燃やせるゴミ」または「不燃ごみ」として出す(自治体ルールによる)
- 自治体のごみ分別ページで「アセトンや薬剤類を含んだ家庭ごみ」の項目を確認
私の住んでいる地域では、乾燥後は可燃ごみでOKとのことでした。
ですが自治体によって分類が分かれる場合があるので、不安な方は問い合わせて確認するのがおすすめです。
まとめ
発泡スチロールを溶かすなら、100均で買える「アセトン入り除光液」を使うのが一番手軽で効果的です。
特別な道具を使わず、プラスチック容器と割りばし、そして除光液さえあれば、誰でも簡単に試せます。
お湯やドライヤーを使えば縮ませることはできますが、「溶かす」ならアセトンが必要不可欠なんですよね。
本記事では、次のような情報をわかりやすく解説しました。
- 100均で手に入る発泡スチロールを溶かす道具と選び方
- ダイソーやセリアにある除光液の見分け方
- 実際の溶かし方や安全対策の手順
- レモンやドライヤーなど他の方法の効果検証
- 溶かしたあとの再利用や処分方法のポイント
私自身、初めて試したときはドキドキしましたが、しっかり準備して換気を意識すれば安心して作業できました。
100均アイテムでできる実験やDIYのひとつとして、楽しんで取り入れてみてください。
「どの除光液がいいのか迷う…」「近くの100均に売ってない」という方は、Amazonや楽天で人気のアセトン入り除光液もチェックしてみると便利ですよ。
安全に、楽しく、そしてちょっと賢く発泡スチロールと向き合えるといいですね。
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